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その通り馬先生に被術者の状態により
どこに鍼を打つべきかをお聞きし、
腕の確かな多くの鍼灸師に打つことをし依頼して、
何人かの被術者たちに試してみると、
「体中がチクチクした」とか、
「悪いところが良くなった」などの感想を得ることが出来、
確かに効果があるようでした。
そうこう何回か試している内に、
千葉の外れに住んでいてなかなかくることの出来ない
Yさんが暫くぶりにやってきました。
まったく この方法について話した事のない
このYさんにも試してみようと思い、
「今新しい功法を皆さんに体験していただいてるから、
Yさんも受けてみてよ。」と、お願いしました。
そして帯功の姿勢でその意念鍼を受けていただいたのです。
「何ですか、これは・・・・?」
終わるやいなや、Yさんは叫びました。
「何ですかって、意念鍼というものですよ。何か感じましたか?」
「感じたどころの話じゃありません。
もちろん帯功だと思っていましたから、
目を閉じて受け始めたのですが、
始まってすぐ増田先生の横に誰かがドンと降りてきて、
先生に話しかけ始めたんですよ。
すると先生はウンウンとうなずいて、何か合図をしたんです。
そうされたでしょう?」
「ええ、確かに。それからどうしました?」
「合図をしたとたん、私の周りに大勢ドタドタと降りてきて
一斉に私に鍼を打ち始めたんですよ。
ビックリしましたよ、全身何百本という鍼をですよ。
何なんですか、あの人達は???」
Yさんは、私が意念でしていることを全て映像で見たり、
体で実際に感じていたのです。
そして馬礼堂はその数年前に既に亡くなっていました。
搬音修練法を受講された方はお判りでしょうが、
私は亡くなった馬先生から情報を受け取って
鍼を意念で打っていたのです。
その後この功法は、
「鍼が出来るなら、灸でも出来るだろう」
「鍼灸が出来るなら、吸い玉も・・・」
「次には整体、カイロプラティック、整骨、」等と、
次々いろいろな方法が、
そして被術者に最適で一番効果のある組み合わせで選択されて、
同時に施術されるようになっていきました。

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しかし、私はその功法を最初見た瞬間から
何故だか「これは私にもできる。」と思いました。
実際蓮花山内のホテルの一室に帰ってから
何人かに向かって確認してみましたが、
きちんと出来ていました。
帰国後もお遊びでたびたび真似事をしていましたが、
よくよく考えてみるとすごい功法ではあるが
実際的なメリットがあまりないのではないか
という疑問が湧いてきました。
実際の鍼を使わないのですから、
鍼の費用はかかりません。
鍼の使い回しがあり得ないので、
エイズやC型肝炎の感染はありません。
しかし、現在はほとんど鍼の使い回しをしませんから
これもメリットとはなりえません。
実際に鍼を打つのと同様、
ツボに一本一本打って行くわけですから、
同じように時間はかかります。
そこで私はどうせ意念で打つのであるから
必要な箇所を全部を同時に打ったらどうかと思いました。
悲しいかな私には鍼や経絡、ツボの知識がほとんど有りません。
そこでよく鍼のことに精通している達人に
聞けばいいのではと思いました。
さらに鍼を打つ技法も何もかも知らないのだから、
技術に長けた鍼灸師に
手を貸してもらえばいいのではないかと考えました。 
私の知ってる鍼の達人といえば
「馬礼堂ーーばれいどう・マーリータン」しかいませんでしたから、
その人に頼むことにしました。
馬礼堂は中国の気功家で、
「六字訣」という功法を整理し広めた太極拳の達人でもあります。
「馬八鍼(マー・ハッシン)」と言って
「馬先生が八本の鍼をもてば治らない病気はない」と聞いていました。そしてその馬先生の知識と技術に対応できる鍼灸師多く集めて、
同時に多くの鍼を打つ仕事を頼もうと思いました。