尖(とが)る 6

では、日之本元極で以前から販売している「白檀チップ用のポット」の皿は、

気が出て行きやすいように、鋭利な方が良いのか?

と思われる御仁も居られると察します。

現在、使っているものは、円形で円錐状に底が下に沈んでいます。

その皿の気の流れを感じてみてください。

下の一番低いところから、螺旋状の上昇気流が発生して、

そこから塩と白檀のエネルギーを巻き込んだポット自体から

発生するエネルギーが、辺りに充満しています。

さらに、発熱した気と「もとつきわみ図の三元エネルギー」とが

螺旋状になって、円形がさらに大きくなり、

周りに拡がって行くようになっています。

これは、気の流れが円形となって周りを巻き込んで、

周回する性質を持ちます。

これはこれで全く問題はありません。

この広がり方は、周りの気のエネルギーを巻き込んで拡がって行くのです。

直線的に先端から漏れていくような気のエネルギーとは、違うのです。

それから菱香炉は、幾多の話し合いの上、

現在のような形状となって、実現したのです。(図3)

伝統

Posted by masuda